日本百名山の一つ、日光白根山に登ってきました！(寝巻きで)

寝巻きに上着ひっかけただけみたいな雑魚い格好で失礼します。

皆さんは寝巻き姿のままどこまで出かけられますか？コンビニ？スーパー？隣町？

俺は昨日、

寝巻きで東京から群馬まで移動して、2500m超えの白根山に登ってきました！！！

しかも中学時代の同級生たちと一緒に！

それでは今回一緒に登山したメンバーを紹介します。右から順に、

所　3000m超えの山も複数回経験ありの実質リーダー

齋藤　自分をリーダーだと思い込んでいる

山下　今回が初登山で、普段はRE:バースデイというYouTubeチャンネルを運営している

俺　人生2度目の登山

(齋藤の腕なんか変じゃね？？？)

さて、今回は2500m超えの山に登るわけですが、登山経験の少ない俺と山下は装備が全然そろっていません。

なので俺は防寒具の準備が間に合わなくて寝巻きを着ていくことになり、山下は靴の選び方が分からず氷に穴開けて釣りするときみたいな膝まで防水の靴を履いてました。

そんなこんなで登る前からすでにボロボロの状態ですが、はたして我々は2500m超えの白根山を登り切れるでしょうか！？！？！？

と思ったら、

2000m地点まではロープウェイで登れました。

おい、一瞬で白根山の4/5が終わったぞ。

あまりにもあっさりと2000m登れてしまったので、「もうこれ1時間くらいで登れるんじゃね？」なんて話をしていると、

「いや、いうて残り600mくらいある」

「疲れるぞ～」

「ちなみに今日俺リーダーね」

とのことでした。

リーダーはともかく、たしかに600m登るのって結構大変ですからね。もしかするとこのブログを読んでいる人の中に「登山なんてしたことないけど600mなんて余裕そうじゃね？」と思った人もいるかもしれませんが、

これが2000m地点のロープウェイ乗り場から見た山頂です。

奥に写っているのが白根山なんですけど、まあまあ遠く感じませんか？

実際このあと、我々は2時間歩き続けることになります。

登山スタート。

今回のメンバーは運動習慣がある奴と中学時代に運動できた奴で構成されているので、このときは「600mくらいならほとんど休憩無しで1時間半かからずに登れるっしょ」みたいな雰囲気でした。

しかしこの日は3連休の初日かつ白根山はかなり人気の山なので、だんだん登るにつれて人が増えて登山道で渋滞が発生しました。

前方の様子を写した写真。

写真が下手すぎて分かりにくいですが、かなり奥の方まで列が続いています。

歩くペースが遅かったり後ろの人に追いつかれたりしたらすぐ道を譲れるのが理想ですが、ここは道が狭くて横は崖になっているので無理に譲ろうとすると落ちて死ぬんですよね。

なので渋滞が解消されず道が開けるまではずっと10歩くらい歩いて休憩、10歩くらい歩いて休憩、10歩くらい歩いて休憩、みたいな感じでした。

こりゃもっと早起きして出発して人が少ない時間に登山を開始するべきでしたね......

まあ、この日はみんな深夜2時起きでしたけど......

1時間以上歩くと、ようやく道が開けました。

これなら渋滞は起きないのでノンストップのまま爆速で登頂できそうですね！

と思ったら、

出ました。本日2度目の「と思ったら」です。

これまではずっと足場が土や木の根でしたが、ここからは森林限界(環境条件の変化によって森林が育たなくなる境界線)により足場が砂利や石に変わります。

しかも当然平らな砂利道ではなく傾斜のある砂利道なので、一歩一歩足元が滑って疲れるし危ないし前に進まないし急に難易度が跳ね上がりました。

景色は良いんですけど、よそ見してると滑落して最悪の場合死にそうなので前だけを見てひたすら歩き続けました。

なんか凄いのいる

シカの仲間？ pic.twitter.com/vERbHKZNHi
— のぎへっぺん (@nogiheaven) 2024年10月12日

https://twitter.com/nogiheaven/status/1844945091053679048

しかし道中シカとイノシシの中間みたいな動物がいたので、そのときばかりは全員でよそ見しまくりました。

そんなこんなで登り続けて、最後の休憩地点で撮った写真。

リーダーの所以外は体力の限界が近そうです。俺なんてもう寝巻き全部脱いでますからね。気温10度ちょいなのに半袖のTシャツて。

さあ、ここからはラストスパートです。

俺・齋藤・山下の限界が先か、登頂が先か。

登山は無理をすると命を落とすので、限界が来たら登頂をキッパリ諦めて下山します。

はたして我々4人は登頂できるでしょうか！！！