まずはじめに、俺は戦士恥部というバンドでギターを弾いています。
そして、同じバンドでベースを弾いている抹茶三号さんは乱痴気外という別のバンドでも活動しています。
今回は、そんな乱痴気外のライブを見に行った話を書きます。
頑張るぞ~。
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ライブに向かう直前に撮った写真。これ撮ってたせいで目の前で電車1本逃した。
今回のライブはワンマンではなく、複数のバンドが出演する対バン形式でした。
こういうライブは1回に様々なジャンルのバンドが見れるので新ジャンル開拓のチャンスな訳ですが、
その中でも今回の乱痴気外は特に多くの人の新ジャンルを開拓した思います。
まず前提知識として、乱痴気外のフロントマン三宅さんはとあるバンドAと仲が良いです。
そんなバンドAですがつい先日ライブがありまして、酒に酔った状態でライブをした結果あまり良くない暴れ方をしてしまったらしく、それについて三宅さんは苦言を呈していました。
そして今回のライブではそのバンドAのメンバーも見に来ているということで、ピリッと緊張感が生まれます。
って、人から聞きました。
実は先日のライブに行けてないもので、全部人から聞いた話です。でも嘘をつくタイプの人ではないので多分本当です。
そんな状態で始まったライブ。
三宅さんの最初のMC。意図的か偶然か、いきなり「俺は酒を飲まないし、飲めないし」と先日のライブに関係していそうなことを話し始めました。
もしやこれは「俺はシラフで誰にも迷惑をかけずライブをする」という宣言でしょうか。
と、思ったら。
どデカくシャウトしながら大暴れ開始。
この緩急で会場は一瞬にして乱痴気外に引き込まれました。こんな激しい緩急、野球だったらドラ4くらいは狙えます。
ちなみにその大暴れというのは、客席に飛び込むのは朝飯前でメンバーとどつき合ったりマイクを床に叩きつけたりドラムの上に寝たり、
他にも抹茶三号さんのギターの機材セッティングをメチャメチャにいじってどの弦を弾いても「ホ゛ホ゛ホ゛ホ゛ホ゛ホ゛」みたいな音しか出ないようにしたりなど、
まさに大暴れといった感じでした。
しかしそれについていくメンバーも凄いなと感じた場面があって、セッティングをメチャメチャにされた抹茶三号さんが北斗百裂拳みてぇに高速で手を動かして10秒くらいでセッティングを元に戻す職人芸を披露していました。
そんで会場に向かってガッツポーズしてました。(この場面、なんか面白くて吹き出しました)
と、ここまででもかなり暴れていますが、3曲目あたりのMCで三宅さんが急にこんなことを言い出しました。
「PAさん、ごめんなさい」
「PAさん」とは、簡単に説明すると音のバランスを調整する人のことで、そのPAさんに謝るということは今まで以上のデッッッカい声を出したりギターを爆音にしたりするのかなと思っていたら、
ゴッッッ
ゴッッッ
ゴッッッ
ゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッゴッッッ
三宅さんがマイクで自分の額(ひたい)を何度も打ち付けだしました。
しかもどう見てもフルパワーで打ち付けていたので、前髪が長くて額がよく見えませんでしたが絶対に出血しています。
ライブ後に撮らせてもらった額の写真(微グロ注意)
しかも、マイクの丸い部分は金属でできているのですが、あまりにもフルパワーで額に打ち付けすぎてベッコベコに凹んでいました。
きっと、これでは最初の「俺はシラフで誰にも迷惑をかけずライブをする」ともとれる宣言が台無しではないかと思った人もいるかもしれません。
しかし、なんと三宅さんはマイマイクでライブに出ていたのでライブハウス側のマイクは無事でした。
なんならあれだけ暴れたのに持参した機材以外は何も壊れていなかったそうです。
しかも怪我人等も出ておらず、まさにシラフで誰にも迷惑をかけないライブの限界ギリギリを攻め続けたパフォーマンスでした。
もしかするとこのライブは、三宅さんによるアンサーの意味が込められていたのかもしれませんね。
違かった場合、ここまでの話ぜんぶ無意味になりますけど。
つって、ここまではパフォーマンスのことばっかり書いていますが演奏ももちろん良くて、抹茶三号さんいわく「結構上手く演奏できた」だそうです。
途中ずっと「ホ゛ホ゛ホ゛ホ゛ホ゛」みたいになってましたけど、確かにそれ以外はかなり安定していた気がします。
演奏の様子はコチラ!
↓
2MBくらいまで圧縮してあるので、出先でも再生できます!やったね!
パソコンで見るとバカ小さいけど!
乱痴気外の次回のライブは7月21日、行くっきゃないでしょう!俺は行く!
俺らのバンド戦士恥部もついでによろしくお願いします!それでは今回はこれにて終了!
以上、あざしち!