数年前、友人達とバイク数台でナイトツーリングをしました。
そのときは街灯も無いような道をひたすら走って、その道中で銚子市(ちょうしし)を通過しました。
銚子市は千葉県の最東端に位置しており、海に面しているのでいたる所に風車が設置されています。
この風車、日中に見ると「うわ~すご~い」ってな感じなんですけど、これが夜になると雰囲気が一変しまして。
俺を含む計3人で風車が見える道を走っていると、友人の1人が急に「風車が怖い!」と言いだしました。
しかも、とても冗談には聞こえないようなガチの怖がり方で、理由を聞いたら「漠然と怖い」みたいな曖昧な答えが返ってきました。
あれから数年、俺はもうバイクに乗らなくなり銚子市に行く回数も激減しましたが、今になって「どうして友人は風車を怖がったのか」が知りたくなりました。
これはあれです。誰かが「俺って集合体恐怖症なんだよね」と言いだすと、みんな画像検索で集合体を見て確認したくなるのと同じ理由です。
↑
集合体恐怖症の人は別の恐怖症に置き換えて読んでね~
銚子市にGO!
イエ~イ。
ナイトツーリングのときのメンバーではありませんが、友人達の銚子市に行ってきま~す。
☆メンバー紹介☆
日記ブログ『ニシの放浪記』を書いている男
別にブログは書いていない男
俺
2人は夜の風車って見たことある?
無い
意識して見たことは無い
どうやら夜の風車って、調べると結構怖がる人多いらしいよ
ところで、今めっちゃ昼だけど夜になるの何時間後?
......4時間後くらい
......。
......。
海で西考案のオリジナルゲームをしながら夜まで時間を潰しました。
ちなみにオリジナルゲームのルールは、今まで出た言葉を全て順番に記憶しなければならないしりとりです。
1人目
「りんご」
2人目
「りんご・ごりら」
3人目
「りんご・ごりら・らっぱ」
これ海でやる遊びじゃねえな
さて、夜になったので風車を見に行きましょうか。
詳しい場所はここには書けませんが、山形に風車が真下から見れる場所を探してもらったので、今回はそこに行きました。
ちなみに詳しい場所を書けない理由は、「不法侵入だから」とか違法なものではなくシンプルに全員場所を忘れたからです。
軽自動車がギリギリ1台通れるくらいの細い道だったので、道も景色もザコすぎて誰も記憶できませんでした。
到着!
多分この鎖を超えた瞬間に不法侵入になるから、みんな気を付けてね。特に西
西は数年にわたって延々とほふく前進で他人の家に不法侵入しようとしたらブザーが鳴って即逃げる動画の話をしてゲラゲラ笑っているような男なので、
ちゃんと説明しておかないと勝手にほふく前進で鎖の奥に入ってしまう危険があります。
これがその動画です(13:02~)
↓
【神回】地図に載らないバラックへ潜入したらとんでもないことになったw - YouTube
(画像編集で明るくしていますが、実際はかなり暗いです)
まだプロペラ部分は見ないようにして、俺が合図したら一斉に上向こう
分かった
3...... 2...... 1......
はい!
お~~~~
あ~、うん
微妙!!!
3人とも「めっちゃ怖い」というイメージが先行しすぎて、実際に見ると微妙でした。
しかし、それは第一印象が微妙だっただけで、風車の本気はここからだったのです。
あれ?なんか聞こえね?
ビュンッ......!
ビュンッ......!
ビュンッ......!
うわ!風の音怖!
回転が速すぎてバカ怖い音鳴ってんだけど!
この日はそこそこ風が強かったので暗闇の中でプロペラが風をきる音が不気味に響いていました。
しかも風が強いので動画を撮ってもぜ~んぜん上手く音を拾えず、
風力発電の風車 #Shorts - YouTube
イメージとしてはこの動画の真っ暗バージョンだと思ってください。
あと、音だけでも不気味なのに、さらに怖い要素見つけたわ。2人ともプロペラの1本だけを目で追ってみて
やってみるわ
え~~~っと、うわ怖!!!
これに関しては、帰宅後どれだけ探してもこの恐怖が伝わる動画が見つからなかったので実際に見に行かないと伝わりませんが、
プロペラがあまりにも巨大かつあまりにも高速で、ずっと見ているとなんだか死の予感がしてくるんですよね。
あの時友人が言っていた「漠然とした恐怖」はこの死の予感だったのかもしれません。
ちょっとこれヤバいわ。撤退しよう。
頭が死の予感でいっぱいになりかけたので、急いでガストに避難しました。
いや、正確にはカーナビに「サイゼリヤ」と入力したら何故か最短ルートでガストに案内されたというのが正しいですが、それはまた別のお話。
西の怪談話を聞きながらナビ通りに走ったらガストに着いたので、正直霊的な何かを感じてメッチャ怖かったです。
ということで、夜の風車は「風切り音とプロペラの殺傷能力が怖い」ということで、解決!!!
何故かガストに案内された件については、数年後に覚えていたらまた友人達と銚子市まで調べに行こうと思います。
それでは今回はこの辺で終わりにします。
以上、あざしち!